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『ヤンキーの虎ー新・ジモト経済の支配者たち』を読んだ。

『ヤンキーの虎ー新・ジモト経済の支配者たち』という本を読んだ。 

ヤンキーの虎

ヤンキーの虎

 

著者は、投資会社のレオス・キャピタルワークス代表取締役社長、藤野英人さん。

僕は、この方の事をふっしーのトキドキ投資旬報 | 現代ビジネス [講談社]で知りました。

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最初に、「マイルドヤンキー」という言葉について

以前、経済ニュースや世の中に敏感な人々の間で、「マイルドヤンキー論」が、ちょっとした話題となった。博報堂の原田燿平さんという方が、地方や都会の郊外に住む若者たちを調査、自身の著書で、そう名付けられたのだ。

ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書)

ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書)

 

その本の中で、「マイルドヤンキー」の特徴とは具体的に言うと

  • 生まれ育った地元が大好きで、東京に出てくることは考えていない
  • どちらかというと低学歴の人が多い
  • 成長意欲や出世欲は強くない
  • 非常に保守的
  • 小中高時代の友人たちが大好きで、繫がりを大事にする
  • 遠出はせず、生活も遊びも地元で済ませる
  • 地元にある大型ショッピングモールで過ごすことが多い 
  • 結婚や出産は割と早い
  • 子供に、キラキラネームを付ける(キラキラネームはアカンで!親の教養レベルがバレてしまいます)
  • 実家に近い場所に住むか、親と同居しているため、比較的ゆとりのある生活をしている
  • 共働きしているケースが多く、世帯収入は低くない
  • インターネットやスマホをあまり活用していないため、ITへの関心やスキルは低い。Facebookはやらず、LINEを活用
  • 喫煙率、飲酒率が高い
  • 車社会の地方都市や郊外に住んでいるため、自動車が大好き
  • ミニバンなどの、大人数が快適に乗れる車を好む

「ワシ、当てはまる所と、そうでない所があるな(^o^)。地元が大好きという訳でもない、保守的の反対で進歩的・リベラルな考え、大型ショッピングモール飽きた、IT関係そこそこ詳しい、アップル製品大好き詳しい、でもLINEは使っていない、タバコとお酒はNG、軽自動車が好みだが、自動車の運転に飽きてしまい、今はあまり運転したくない」ちょっと変わってますね、人それぞれ

東京などの大都市で暮らす人にとっては、地方で暮らす人々の実態は見えにくく、気が付かないことが多いが、地方で暮らす人たちからすると「何言ってんだよ!そういう人たちは前からたくさんいただろう、発見でもなんでもないじゃないか 」と感じる。たしかにその通りで 「そうそう、そういう人たち、たくさんいるよね 」と。

都会でビジネスをする原田氏が「マイルドヤンキー」という言葉を作り出したことで、今まで存在していたものを可視化した。都会に住む人たちに、彼らの実態や志向を気付かせたとのこと。

 

では、「ヤンキーの虎」とは何か?

さて「マイルドヤンキー」について説明が長くなってしまったが、そのマイルドヤンキーたちが、どこで働いているのか?誰がマイルドヤンキ ーを雇用しているのか?藤野さんが地方をまわっていると、地方経済を牽引している人たちの姿が見えてきたそうだ。

それが「ヤンキーの虎」と呼ばれる、地方で「ミニコングロマリット」化(様々な業種・業務に参入している企業体)している地方土着の企業や起業家の人たちだという。

彼らのビジネスは「シンプルな商売で、でっかく儲けられそうなもの」

コンビニのフランチャイズ、携帯電話ショップ、ガソリンスタンド、ウェディングビジネス、飲食店とその全国チェーンのフランチャイズ、パン屋、クリーニング屋、酒屋、自動車修理工場、建設業などなど。

これらの業種・業態を組み合わせて「ヤンキーの虎」たちは会社を経営して生き残りを図り、「地縁・血縁」を重視しながら、「マイルドヤンキー」を雇用しているのだということである。

果たして、「ヤンキーの虎」たちは、これからも地方経済の牽引役となれるか?

ウムウム、まあ体験的に知っていた事だが、藤野さんの本を読んで、良くわかりました。とても面白い、興味深い本でした。