読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『サイロ・エフェクト』という本を見つけた。これは読まねばならない。

Apple 人物

昨日の記事、ソニーとアップル、創業者のビジョン、いつも考えてしまう事に関連して、「丸山茂雄」で検索をかけてみたら、興味深い記事が出てきた。

丸山茂雄氏『サイロ・エフェクト』書評インタビュー なぜアップルに負けたのか。ソニー・ミュージック元社長が見た「サイロ」(前編)   (中編)   (後編)

 

『サイロ・エフェクト』という本があるらしい。 

サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

 

丸山さんが仰るには、「ソニーとアップル」の事について書いてあるとの事だ。

こちら、著者のジリアン・テットさんの記事。

 

ソニーの創業者である、盛田昭夫さんは、ジョブズ的リーダーだった。」

(盛田さんは、若かりし頃のジョブズさんを可愛がっていた。ジョブズさんも盛田さんを尊敬していた。)

「適切なリーダーが、ソニーにいれば、今のアップルはなかった。」

ソニーは当時、会社の外でソフトウェア、ハードウェア、コンテンツがどんどんと収斂していったのに、それに全く気づかず見過ごした。例えば、iPodはソフトウェア、ハードウェア、音楽を全部収斂させたものです。そういったことが起こっているのに、ソニーの中では各部門がサイロになっており、全然気づいていなかった。コンピュータをやっている人、エレクトロニクスをやっている人、音楽をやっている人とのあいだで全くコミュニケーションがなかったのです。

2000年のソニーにおいて、中間管理職の人たちは、ソフトウェア、ハードウェア、音楽が別々の部門で牛耳られていることをまったく疑問に感じなった。理由は、「ずっとそうだった」からです。

人間は、ずっとそうだったことに疑問を感じないのです。

1999年当時のソニーを思い出すと、アップルよりもはるかに優位に立っていました。ブランド名はすごく認知されていたし、電子部品も素晴らしかった。音楽レーベルも持っているし、コンピュータのバイオもあった。ですから、そのときに正しいことをやっていればアップルは存在できなかったと思います。

実際、ソニーにはアップルのようなことを実現した部門がありました。プレイステーションの部隊は、ソフトウェア、ハードウェア、コンテンツをものすごくうまく収斂できた。そのことを考えても、ソニーは絶対に変わることができたと思います。

 

要するに、この本『サイロ・エフェクト』は、多くの優良企業・組織がサイロ(気密性に優れた穀物貯蔵庫)のように風通しが悪くなる様子を克明に描いている本だという事だ。

これは読まねばならないと思う。